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今日のにっこりひまわり 毎日健康社員日記

市原麟一郎・よみがえれ土佐民話展の凄さ〔3091〕2011/10/02

市原麟一郎・よみがえれ土佐民話展の凄さ

2011年10月2日(日)薄曇り

昨日、小豆島で尾崎放哉記念館に巡り会い、種田山頭火と尾崎放哉のとんでもない生活、放浪、生き様を見直してみることになりました。あの、とてつもない句のひとつひとつが、凄まじい背景のもとに生み出されてきちゅうということが、記念館の資料でよくわかりました。
種田山頭火さんは、尾崎放哉さんと、直接会うことはありませんでした。しかし、放哉さんの句を高く評価し、尊敬しちょったそうです。放哉さん亡き後、小豆島の南郷庵と墓所を訪れちょります。
資料館に、放哉さんの
咳をしても一人
に和した山頭火さんの句
鴉啼いてわたしも一人
が、同じ屏風の向かい合わせに書かれちょりました。凄まじいです。
さ て、ちょっと文学づいちょりますので、今日は高知県立文学館。ここでは、今、「市原麟一郎・よみがえれ土佐民話展」という企画展をやりゆうがです。市原さ んは、高知では有名な、民話や民間信仰の収集家。学校の先生をしゆう時代、高知県内各地に残されちゅう民話などがどんどんと忘れられていきゆう状況に危機 感を持ち、「土佐民話の会」を設立しました。40年前のこと。90歳になる現在でも、その会を主催して高知の民話、民俗伝承を牽引しておられます。
民話は、収集するだけではなく、紙芝居や絵本、落語などに構成して、皆で、楽しめるようにしました。会場では、市原さん本人が、その紙芝居を上演するDVDも見れます。素晴らしい。
市 原さんは、民話だけではなく、戦争の空襲の記録や記憶を集め、保存、紹介をしてもおられます。また、南海地震についても、たくさんの仕事をされちゅうがで す。今回の企画展示は、その市原麟一郎先生のなされて来た偉業を網羅する形で紹介されちょりますので、あらためまして、感動してしまいました。こんな方 を、偉大な人物と呼ばんといけません。高知に、このような、地道で精力的で物事のホントの価値をわかる人物がいらっしゃる、ということの有り難さ。


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