モクモクファームのジャージー牧場〔3085〕2011/09/26
2011年9月26日(月)伊賀はちょっと降りよります
ここは伊賀。昨日、今日と、とある勉強会の視察旅 行で伊賀、滋賀、京都山崎です。昨日のお昼、ここ伊賀にある、「モクモク手作りファーム」さんに着きました。ここは、農業関連公園としては、全国で一番成 功しちゅうとされる施設。成功例が極端に少ないので、全国的にモデルとされちょります。
昨日は、社長さんのお話を聞き、施設を色々と見せて頂きま した。元農協職員であった現在の社長さんと専務さんが、農協を離れて、ちょっとづつつくりあげてきたもの。その考え方、アイディア、実行力は、すごいです ね。年間50万人が訪れるという、農業、自然、食品加工体験型パークは、昨日もすごい人出でございました。これでもか、と言うばあの仕掛けが次から次へ。 それを、若いスタッフが知恵を出し合いながらやりゆうががエイですね。
コテージ型の宿泊施設に泊まった者は、朝、6時半から酪農体験をするようになっちょります。それがあるので、宿泊の子供達も進んで早い就寝をしてくれるそうで、夜の治安や余分な経費がかからん、ということもおっしゃっておりました。
写真は、その、酪農体験をするヒトたち。家族連れの皆さんに混じって、おんちゃんの集団がちょっと異様でした。
こ こは28頭のジャージー種の乳牛を飼う小さな施設。さすがに、こじゃんとキレイにしちょりました。全員が搾乳体験できます。ジャージーはおとなしいので、 搾乳体験に向いちょりますね。そしてここがすごいのは、この搾乳パーラーの向こうに、殺菌充填ラインの施設があること。このやり方ですと、ひまわり太郎が こだわる、搾乳してから殺菌充填までの時間を極限まで短縮でき、当然おいしい牛乳ができる訳です。乳量から言いまして、外にどんどん販売する訳ではなく、 このモクモクファームで消費したりケーキにしたりヨーグルトにしたりプリンにしたりパンにしたり。施設へ行かんと、いかんようになっちゅう訳です。
いろんなヒントを頂戴してきました。やはり、自分で価格決定権をもつことが何より大切ですね。方向は間違うちょりません。