鏡川 栴檀の実〔308〕2004/02/18
2004年2月18日(水)雲ひとつない快晴!
高知へもんちょります。今朝の高知市は、文字通り、本当に文字通り雲ひとつない快晴でした。一生懸命360度見回してみましたが、雲のかけらもありませんでした。素晴らしいですね。
いつもの鏡川の写真ですが、ほんの少し昇り始めた朝日が川沿いのビルに反射してものすごくきれいです。写真右端の黄金色に輝く高いビルは「トップワン四国」。
手前に写っちゅう木で、向こう側の実をたくさんつけちゅう木は栴檀(せんだん)の木ですね。鏡川沿いにはたくさん生えてまして、非常にポピュラーな木になっちょります。高知城の登り口、板垣退助像の横っちょの大きな栴檀は有名ですね。ひまわり太郎の通った小学校の校庭や、遊びの本拠地やった松淵川公園にも大きな栴檀がありました。たしか「おうちの木」と呼びよりました。
「栴檀は双葉より芳し」ということわざは、優れた人物は小さい頃から優れている、といった意味を表しますが、このことわざの「栴檀」は「白檀」のことで、高知市内にたくさんある栴檀のことではないそうです。
梅雨前くらいにたくさんの紫色の花を咲かせますので、鏡川の景色がとても華やかになります。この花が梅雨で濡れた地面に落ちると、なかなか掃除しにくいんですけどね。
秋にたくさんの実をつけ、葉っぱが全部散ってしまってからも枝には実だけがたくさん残って、その姿が数珠のようであることから「センダマ(千珠)」と呼ばれ、センダンになったと言われちゅうそうです。
鏡川を歩いてみて下さい。いたるところに数珠のように実をつけた栴檀の木がありまして、楽しませてくれます。