烏帽子山で蛇に出会いました〔3035〕2011/08/07
2011年8月7月(日)晴れ
暑いです。お昼になったら暑うてたまらんので、朝からたつくりに出ちょりました。今日は烏帽子山。
鏡 川沿いから神田、そして治国谷の神田トンネルを抜け、おおなろ園の方へと駆け上がります。そして、一気に烏帽子山のてっぺんへ。烏帽子山は標高358m の、南嶺最高峰。テレビ高知のテレビ塔があるので、市内どっからでもわかるランドマーク。狭いですが舗装された自動車道がてっぺんまでついちょります。
こ ないだ、烏帽子山と鴻ノ森を結ぶ線の話を書きましたので、烏帽子山のてっぺんから検証してみたかったのであります。が。しかし。烏帽子山のてっぺん界隈は 大きな樹々が生い茂り、全然まったく見晴らしが良くありません。高知市内方面の風景は、全然見ることができんがです。テレビ塔に上がったらキレイに見える がでしょうけんど。
で、諦めまして、おおなろ園から小さな径を神田に下りて行きよりましたら、烏帽子山の頂上と鴻ノ森を一度に見れる場所を発見し ました。写真中央ちょっと右手に、鴻ノ森が見えます。向こうの、四国山脈の山(陣ヶ森か?)と頂上線が重なっちゅうのでわかりやすいですね。その直線を こっちへ延ばすと烏帽子山。町の条里は、ちょっとわかりませんでした。今度、鴻ノ森てっぺんから検証してみんといかんですね。
今年の夏、山をたつ くりよっても、蛇に出会うことがありませんでした。が、今日は、烏帽子山を登る狭い車道で、2匹の蛇に遭遇しました。立派なシマヘビと、もう1匹は種類が わからんやつ。山で蛇に遇うと、ちょっと得した気分になりますよね、ハミぢゃあなかったら。良かったです。
ところで、烏帽子山もそうですが、その西側の柏尾山も東側の鷲尾山も、その東の宇津野山も、頂上界隈には樹々が生い茂って高知市街方面を見晴らすことができません。なんとかしたいです、これ。
標 高325mの柏尾山頂上には、NHKと高知さんさんテレビのテレビ塔があります。が、やはり見晴らしは全然。実は柏尾山の頂上付近には、南北朝の頃の山城 があったらしいがです。3つの曲輪と10條の堀切、4條の堅堀が確認されちゅうそうです。南に下ったところにあった木塚城(現在のはるのの湯)との関係が 類推されます。南北朝期から中世にかけての城址は、この界隈、たくさんあります。温泉になってしもうたことでもわかる通り、全然、その価値とか重要性は認 められちゃあしませんが、どうなんでしょうか。
どこの中世山城も、樹々を伐れば見晴らしは抜群。高知の歴史は龍馬だっけやないがですけんどね。こうやって、なんでもない山のてっぺんを線で結んでみて妄想に耽ることの楽しさは、なかなか理解されんがでしょうか。