水のある風景、懐かしい〔3028〕2011/07/31
2011年7月31日(日)晴れ
明日から8月。雨も降りますが暑いですね。お昼になってくると暑うて走りづらいので、朝、早いうちにたつくりに行っちょりました。それも山。山ですと、直射日光を浴びることが少ないので、随分と違うがです。
今 朝は、久々に鷲尾山コース。まずは筆山を駆け上がり、高見山へ。今朝はキチンと頂上経由。高見山は、上の方は昔から度重なる山火事にて、木が生えちょりま せん。ですきにお日様直撃で、かなり暑いです。一気に頂上を駆け抜け、こないだのライオン岩から南へ進みますと、心地よい森の中を抜け、土佐塾中高のある 山。昔は茶畑がありました。そっから一度下ってから、標高307mの鷲尾山てっぺんまで休まず一気に攻め登りました。久々。いや、心臓バクバクでしたが、 お日様の真下を走るよりは走りやすかったです。
鷲尾山は、眺望絶佳の山。戦国期、筆山や長浜城、浦戸城をおさえちょった本山氏も、砦を築いちょっ たでしょうし、太平洋戦争中は日本軍の観測所もつくられちょった鷲尾山。今朝は蚊がおったので、ちょっとだけ息を整えて通り過ぎ、神田、吉野の方へと下り ました。立ち止まると蚊がやってくるので、今日のたつくりはほとんど止まらずの充実したものになってしまいましたね。
そして、鷲尾山から吉野の方 へ下って行きよりまして、こじゃんと懐かしい光景に出くわしたので、思わず撮影してみました。ここは、鷲尾トンネル北出口のところから鷲尾山方面へ数百 メートル登った地点。谷川になっちゅうがですが、近年、川は地下を流れ、小さな谷川に水が流れゆうがを見たことがありませんでした。吉野川の源流で、確か に地下水脈が流れゆうがは間違いないがですが。
昔、ひまわり太郎が小学生の頃は、ちゃんと谷川でした。途中に大きな岩があり、その岩を覆うように 水が流れ、吉野から鷲尾山に登る際には必ずその岩のところで休憩して水を飲みました。しかし、近年は、岩はあれども水はなく、寂しい思いをしよったがで す。しかし。今朝、鷲尾山から下ってきましたら、その岩のところを、昔と同じように谷水が流れゆうではありませんか。感動しました。40年振りでしょう か。
もちろん、岩に手を当てて水をすくい、飲んでみました、おいしかったです。この夏は、結構雨が多いので、地下水脈から溢れ出て、昔のように谷 に水が流れるようになったがでしょうか。杉林が放置され、山の保水能力が落ちて、谷川に水が流れんなってきたがかも知れません。この写真のように、この岩 をいつもキレイな水が覆うような、そんな山に戻ってきたら嬉しいです。ホントに懐かちゅうございました。