潮江天満宮、満開の飛龍梅と「筆塚」〔302〕2004/02/12
2004年2月12日(木)晴れ
今朝も気持ちの良い朝になりました。いつものように潮江天満宮へ参りますと、先日来ご紹介しよります「飛龍梅」がもう満開。すばらしいですね。
着実に季節は春に向かい、徐々に木々の緑が鮮やかになってきます。河原にむす苔の緑も明るいライトグリーンで、本当にきれいです。
さて、潮江天満宮には、右の写真に写っちゅう「筆塚」というものがあります。これは、この天満宮へ納められた使い古された筆の塚でございます。
潮江天満宮の御祭神は言わずと知れた菅原道真公。菅公は能書家の誉れが高く、現在でも書道の守護神として崇め奉られています。
使い終わった筆に感謝の気持ちを込めて、ここ、潮江天満宮へお納めしますと、こちらできちんと奉納して下さる仕組みになっちゅうがですね。昔の人の、物を大切にし、物に感謝する気持ちがこのような塚として表れているのでしょう。忘れかけているこのような気持ちをもっともっと大事にせんといかんとしみじみ思った朝になりました。