鏡川の「沈下」橋と火事の「鎮火」なんちゃって〔301〕2004/02/11
2004年2月11日(水)快晴でございます
301回目の今日は建国記念日。朝から色々と所用がございまして、先程やっとこさ走ってくることができました。
いつものように鏡川を遡行したのですが、特別に美しい景色を見る事ができました。写真は、天神大橋のひとつ上流の橋「柳原橋」から100m程上流の地点。先日の高知新聞にも紹介されちょりましたが、ここに、昭和54年まで「沈下橋」が架かっちょりました。以前にもこのにっこりで書いたことがありますが、昭和2年、日本で最初に作られた、増水時には川に沈んでしまう橋ですね。今は、四万十川にたくさん架けられちゅうがが有名ですが、始まりはここ。
高知新聞には、この沈下橋解体の時の写真と、川に少し沈んで見える残骸の跡の写真が掲載されちょりました。今日はいつになく川の水が少なく、ご覧の様に向こう岸までつながって沈下橋跡をはっきりと見る事ができました。鴨が、本当にたくさんの鴨が、この浅瀬で食事を楽しみよりました。もちろん大きな鷺も。
写真正面には「神田川(こうだがわ)」が鏡川に合流するところが見えます。
で、この美しい景色を堪能しながら更に遡行して走っておりましたら、今度はちょっと事件な場面に出くわしてしまいました。この上流、順番に「月の瀬橋」「新月橋」と続いていきますが、その新月橋界隈で白い煙が立ちこめているのであります。何事かと思って橋をくぐり抜けますと、対岸の河原の冬枯れした草が燃えて、それこそ対岸の火事になっちょったのであります。
消防車が数台来ちょりまして、一生懸命消火活動しよりましたが、かなり鎮火できちょったのと、あまり危険そうな感じではなかったのと、それでもかなり広い部分が燃えよったがで、たくさんの人達が結構のんびりと見物していたのが印象的でした。