南国工場に昇る朝日〔294〕2004/02/04
2004年2月4日(水)快晴でございます
今朝は南国工場。
今、日の出前の南の空には「春の大三角形」アークトゥールス、スピカ、デネボラが輝き、そしてその西側に何よりも明るく美しく輝く木星がとても素晴らしいです。早起きして見てみて下さい。
南国工場は南国市の東の端っこにあります。今朝は工場の西側の田んぼの中から朝日の昇る南国工場を撮影してみました。冴え渡った冬の空がとてもきれいです。
今日は立春ですが、まだまだ冬も頑張ってますね。爽やかに冷え込んだ朝になりました。
南国市は、以前にも書いた通りかつて土佐の中心があった地区でして、今でもたくさんの遺跡や遺構が残されちょります。現在の南国市の中心部は「後免町(ごめんまち)」。この少し変わった町名は、藩政期初期、土佐藩の名執政野中兼山が物部川を改修、灌漑設備をこしらえてこの辺りの平野を穀倉地帯にし、その中心につくった商業施設へ入植した者には租税や諸役を免除する「天下後免」の地としたことに由来します。南国市のホームページには、「昭和31年9月30日、町村合併促進法に基づき、後免町、上倉村、瓶岩村、久礼田村、国府村、長岡村を廃して後免町を。大篠村、稲生村、十市村、三和村、前浜村、日章村を廃して、香長村を設置しました。さらに地勢、交通、産業、経済及び社会的関係が密接な隣接5ヶ町村、後免町、香長村、野田村、岡豊村、岩村が大同合併して昭和34年10月1日市制を施行し、「南国市(なんこくし)」が誕生しました。 」と書かれちょります。
2003年12月31日現在の人口は50,716人。女性人口が男性よりも2,300名程多い、高知県では高知市に次いで人口の多い町でございます。