四万十川の赤鉄橋〔29〕2003/05/15

2002年5月15日(木)曇り一時雨
今日はひまわり太郎出張で中村へ来てます。高知県西部の中心で、四万十川の河口に位置する人口4万人規模の小都市です。
写真は、四万十川に架かる通称「赤鉄橋」。昨日からの大雨で、普段は河原になっているところまで増水して、水量たっぷりの大河が堂々と流れていました。霧雨に赤い鉄橋が浮かび上がって、本当にきれいです。
四万十川沿いを上流に向かって走ってみましたが、実にいいですね。早朝から様々な鳥のさえずりがとてもにぎやかでした。
中村は、応仁の乱を逃れてやってきた前関白の一条教房が統治し、土佐の小京都と言われる町並みをこさえたのが有名です。なぜ、前関白なんぞという超大物がこんな遠いところまでやってきたのか。今でこそ中村は高知からでも2時間半かかる交通の便の良くないところですが、昔、海が交通の主要幹線だったころ、この四万十川河口の港は、南海貿易の基地として、利権うずまく豊かな都市やったんではないでしょうか。ひまわり太郎はそう考えてます。