誰ガタメノ剣高知公演決定!〔2859〕2011/02/12
2011年2月12日(土)ひやい!
昨日、東京からモンてきました。火曜日の朝に高知を出ましたので、久々の高知。昨日書きましたように、高知は雪が降っちゅうと思うてモンてきたらヒトッチャア。平野部は、お日様が降り注ぐ良いお天気で、雪なんぞヒトッチャア降っちょりませんでした。山は雪で、高速も止まっちょりましたが。
そして今日。今日はまたヒヤいです。お昼前から小雪もぱらつき始め、こじゃんと風がエラいですきに、真冬に逆戻り。これが過ぎると春になるがでしょうかね。
そんな、冷たい強風が吹きすさぶ中、高須の、県立美術館へ行っちょりました。
宝永町から電車に乗って行っちょりました。県立美術館通りの電停から、国分川を北へ渡りよりますと、北西からこじゃんと冷たい風が吹いてきて高知やないみたいです。美術館での用件はこれ。会議室で、このチラシの催しの実行委員会設立の総会が開かれ、それに出席しちょったのでありました。
「誰ガタメノ剣」。
タガタメノツルギと読みます。東京の、シアターキューブリックさんという劇団が、昨年、新宿の紀伊国屋サザンシアターという劇場で公演して好評やった演劇。我が、長宗我部元親さんが主人公の、史実に基づきつつ現代風にアレンジした「誰ガタメノ剣」。これを、今年5月20日~22日、美術館ホールで上演しょうじゃいか、ということになって、実行委員会ができあがったという訳です。
高知には、龍馬と、龍馬に関連することと、それに関連する観光客とにしか興味の無い方も多うございます。しかし、高知には、元親さんを始め、ものすごい人物がどっしこおりましたし、すごい史跡も一杯ありますし、興味深い歴史もこじゃんとあります。東京の劇団さんが、こうやって長宗我部氏を取り上げてくれちゅうがも、その証拠。もっともっと、高知の皆さんに、高知の深く濃く興味深く広い歴史を知ってもらうというきっかけに、この催しがなってくれたら良いな、と、高知と高知の歴史をこよなく愛するひまわり太郎は思いました。
そうそう、実行委員会に歴史民俗資料館の宅間館長さんもお見えになっちょりましたが、あの岡豊山のてっぺん、詰の段に、元親時代の天守の櫓を想像復元再現することになったそうですね。ニセモノ嫌いのひまわり太郎ですが、これには大賛成。復元を先導するがが、城郭研究の第一人者、宅間館長であることも賛成の理由。そして、あの、詰の段の前の生い茂った樹々を散髪して、当時の高さの櫓から眺めることに、ものすごい意義があるというがが、一番素敵に思うちゅう部分。
歴史は、その現場に立って、その時のヒトの気分を妄想してみて、初めていろんなことがわかってくるのであります。元親さんが、何故、土佐の中原を支配し、土佐一国を支配し、四国をおおかた支配することになったのか。それは、その夢を、岡豊の山の上の櫓で想像したからに違いなく、その、想像できた理由は、櫓の上からの眺めが答えになっちゅうと思います。これは3月5日に完成するそうで、今からモノゲッチョイいばあ楽しみです。