絵に描いたような田野の星空〔2847〕2011/01/31
2011年1月31日(月)快晴!
シビコオリます。こじゃんと冷え込みました。しばらく続くそうですね、この冷え込み。そんな冷やい夜、午前1時半に家を出て、やって来たのはここ。田野町の大野台地。大野台地の酪農さんに、午前3時前に集乳に来ゆうタンクローリーの模様を撮影しに来ちょります。
この酪農家さんで昨日の朝と晩搾られた生乳は、今朝3時前にタンクローリーに乗せられてひまわり乳業南国工場へ。すぐに殺菌充填されて、検査と平行して輸送され、明日の朝には中四国近畿地方のお店やったら店頭に並びます。たぶん、市販品の牛乳としては日本一の鮮度を誇る牛乳になるのであります。
ここ、大野台地の上は、この時間、真っ暗闇。牛舎の灯りも全部消えちゅうので、ホントに真っ暗。牛もすやすやと眠りよりました。
空を見上げると、満天の星。暗闇から眺める星空は、文字通り降ってくるようで、圧倒的に美しゅうございました。普通のデジカメで撮影してもこの通り。星が多すぎて、どれがどの星座かようわからんみたいです。北の空の、うじゃうじゃとキラめく星のなかで、北斗七星も探さんとわからんくらいの満天の星。
この星空を見て、ロシアのバイコヌール宇宙基地がある、カザフスタンの平原を思い出しました。2006年3月29日界隈のにっこりをご参照ください。
さて、向こうの灯りは、高知市方面の灯り。こっから見える灯りは、それくらいのもの。
昼間は、真正面に真っ青な太平洋がドカーンっと広がり、青い空と青い海が感動的に美しい大野台地ですが、真夜中は星空がこんなにも美しかったがですな。
こんな景色を眺めながら過ごす牛たちも、こりゃあ幸せですな。羨ましゅうなります。
車の外気温計によりますれば、午前2時に、すでに氷点下3℃。夜明け頃にはどんなことになるがでしょう。高知でこれっぱあ冷えこむ冬も珍しゅうございます。その、身体を刺すような、透きとおった空気の中で、シビコオリもって、絵に描いたような星空をしばし眺めてきました。