東京は板橋宿〔283〕2004/01/24
2004年1月24日(土)晴れ時々曇り
今朝は東京。
北東部の板橋界隈を走って来ました。この辺りは江戸時代宿場町として賑わった由緒正しい街ですね。NHK大河ドラマで「新撰組」をやりよりますが、JR板橋駅前には近藤勇と土方歳三のお墓が祀られちょりますので、今年いっぱい賑わいそうですね。
写真は「板橋」という名前の由来になった「板橋」。この名称は、鎌倉時代から使用されていた模様で、古書にでてくるそうですが、あくまで橋の名前でした。江戸時代になって宿場の名前になり、明治22年に市制町村制が施行されてからは町名になりました。昭和7年に「板橋区」になったそうです。
石神井川に架かる橋で、橋の長さは9間(16.2m)、幅は3間(5.4m)あったのだそうです。結構大きいですよね。木製の太鼓橋だったとのこと。写真の橋のまんなかにひまわり太郎が微かに写っちゅうがが判りますでしょうか。
手前には桜の木が写っちょりますが、この橋界隈の川縁にはたくさんの大きな桜の古木がございます。桜の季節はさぞかし美しいと想像されますね。
板橋宿は、中山道一の賑やかな宿場として栄え、本陣、旅籠、問屋場がひしめきあっておりました。加賀前田藩の広大な下屋敷もあったそうですね。前田屋敷は明治維新後陸軍の工場になり、その影響でこの辺りが工場集積地に変わっていったのだそうです。
出張先で歴史を探訪しながら走るのは面白いですね。