使い捨ての大河ドラマ館〔2827〕2011/01/11
2011年1月11日(火)晴れ!
今朝もシビコオリましたね。自転車ですと、防寒しても足先がシビコオって痛冷やいです。
ここは朝8時の高知駅。出張でして、特急南風を待つホームから南方面を撮影してみました。汽車の中で、このにっこりを書きよります。
高知駅も、この新駅舎がすっかりと板についてきた感があります。ただ、この駅舎のドーム、公募で「くじらドーム」という愛称になったと記憶しちょりますが、最近聞きませんね、くじらドームという呼び方。
さて、高知駅前広場、ご覧の通り以前よりも広くスッキリしました。桟橋方面行きの電車が出発しよります。そして右手の建物が、役割を終えた大河ドラマ館。昨年から、龍馬伝人気で賑わいよった大河ドラマ館。予想を超える入場者数で、良かった良かったということです。
さて、で、今年はポスト龍馬伝ということで、なんとか人気を持続させたいと、この駅前に数億円かけて龍馬伝の龍馬の家のセットを持ってくるとか、色々と計画されちゅうにかありません。あのドラマ館は、取り壊されるそうです。
いっつも思うがですが、功名ヶ辻の時も思うたがですが、あの、一年こっきりのドラマ館というがは何とかならんもんでしょうかね。建物もすべて一年こっきり。建物は、以前、引き取り手を募集しよったという話も聞きます。せっかくなら後に繋がるものにしていかんと意味無いし、もったいないとも思うがですが、ドラマ館はどういう訳か必ず使い捨てになっちゅうにかありません。いかがなもんでしょうか、このご時世にね。
ひまわり太郎が興味あるのはホンモノ。お正月の高知新聞に、某百貨店の社長さんが、高知の堀川を埋め立ててしもうた愚を述べておられました。たしかにあの時代、高知パルプの汚水で江ノ口川もそれとつながっちゅう堀川も、臭い臭いどぶ川やったですき、埋めて臭わんようにしたがは理由があったがかも知れません。が、もし、今、はりまや橋の下に川が流れ、大丸前に池があって、浦戸湾や堀川をクルージングできるようになっちょったら、高知の街もずいぶんと違うもんになっちょったと思います。
街づくりとは、そんなイメージを膨らませることやと思います、目先の日銭では無しに。今からでも遅うなありません。はりまや橋の下を川に戻しましょう!