長岡台地の大将軍社さんから眺める〔2826〕2011/01/10
2011年1月10日(月)良いお天気
風は冷たいですけんど、良いお天気。今日もお昼過ぎに南国工場を出発して、ちくとたつくりました。と、申しましても、昨日のRUNが膝と足の裏にきまして、足裏の大きな水ぶくれが今にも破れそうなので、自転車です。
空港方面に南下した後、直線の道路を一気に北上。今日は強烈な北風ビュービューですきに、これがなかなかキツイ。踏んだち踏んだち進みませんな。そして、香長平野が一段高うなる長岡台地の裾で左折、舟入川沿いに進みますと、右手に大将軍神社が見えてきました。
長岡台地は、太古にできた物部川の河岸段丘でしょうか。かなりはっきりと段差になっちょりますよね。で、藩政期初期、野中兼山さんは、その段差の下の裾に舟入川を開削しちょります。
台地の裾の道から、舟入川を橋で渡り、石段を登ったところがここ。一の鳥居からは、広大な香長平野が見渡せるのであります。左手に、二階建ての家の屋根の部分が見えます。この段差は、そっれっぱああるということです。かなりはっきりくっきりした段差で、これは後免界隈で消滅しちょりますね。
大将軍社は、江戸時代にも全国的にどっしこできたそうで、それこそ一村に一社くらいあったそうですきに、お稲荷さんには及びませんがなかなかのもの。いつもの通勤途上、大そねの南にも鎮座ましましちょります。
大将軍信仰は、奈良時代に入って来た信仰で、方位を司る神様とのこと。なんでも、大将軍様の居られる方向を侵すと、大変な災厄に遭うとされちゅうそうで、現代でも公共工事の着工を巡って地元の大将軍神社氏子さんたちとの争議がおこったりしますきに、たいちゃなもんです。
今日はここから長岡農協方面を通り、北西からの逆風を心地よく受けながら帰って来ました。足裏の水ぶくれは大丈夫やったです。