安田の海、岩の上の祠〔2802〕2010/12/17
2010年12月17日(金)晴れ!
しかしまあ、今朝は冷やかったですね。シビコオリました。自転車ですと、いくら防寒しちょっても足先とかが冷えて冷えて。今朝は間違いなくこの冬一番の冷え込みでした。もう年の瀬ですきんねえ。
さて、今日は高知県の東部へ行っちょりました。冬の透き通った空気の中、真っ青な空と真っ青な海、そして煌めくお日様がなんとも言えず美しゅうございました。
ここは安田、唐浜の海岸。国道から海の方を眺めると、海岸の大きな岩の上に鳥居と祠が見えます。最近できた道の駅「輝るポート」からちょっと西へ行った場所。
海岸には大小の岩が屹立し、その中でも一番大きい岩の上のお宮さん。以前からずうっと気になっちょりました。
あの鳥居と祠、ひまわり太郎が子供の頃からありますよね。どれっぱあ昔から鎮座ましましちゅうがでしょうか。地元の方に訊いてみたいところです。
お祀りされちゅう場所から言うて、海の安全を願う神様でしょうか。岩にかけられた梯子を登り、趣きのある形をした高さ1.3mちょっとの鳥居をくぐると、立ってお参りするががちくと怖いような、岩のてっぺんの祠があります。二座、鎮座しちょりました。
ここで立ってお参りしゆう姿は、国道から見るとたぶん、岩のてっぺんのかなり危険な姿に見えることやと思います。子供の頃から眺めてきた祠、今日、初めてお参りしてきました。ちくとスッキリしました。
ここからちょっと東へ行くと田野。田野の大野台地には、ひまわり太郎のご先祖様が眠っちょりますので、子供の頃からビッシリやって来ちょります。昔は、舗装もされてないガタガタ道を、高知から4時間かけて来よりましたので、一日仕事でございました。ガタガタ道は、海岸の家並の間をくぐり抜けるように通っちょりましたね。中学生くらいになって、やっと舗装が完成。その後、徐々にバイパス化が進み、今のように高知から1時間半で来れるようになった訳です。
高知へ出るがには早うはなった訳ですけんど、田野の街中にあった料亭や旅館はほとんど無くなってしまい、商店街も寂しくなりました。
田野は昔から文教の町。町立の図書館もかなり充実しちょります。これから、今一度文教の町として栄えていってもらいたいと思い、岩の上の祠にお参りしてきました。