五台山、北側の星神社さんにはモノレールが〔2758〕2010/11/03
2010年11月3日(水)良いお天気
秋晴れの高知県地方。良い休日になりました。
こないだうちから北斗七星とか星神社とかのお話が出よりますので、今日は五台山北斜面の星神社さんをお参りしてきました。昔、大島という島やった、高知市東部の五台山。牧野植物園や竹林寺のある五台山には、二つの星神社が鎮座ましましちょります。南側、五台山小学校の近くからまっすぐまっすぐかなり石段を登った崎に鎮座する星神社さんは、以前、2006年11月25日のにっこりでもご紹介しちょります。天御中主大神を祀っちゅうそうです。この神様は高天原と関係の深いの神様で、この五台山の北東に高天原山があるがとは関係ないがでしょうか。
その、南側の星神社では、昨年2009年5月25日に、ものすごい不思議な体験をしちょります。詳しくはバックナンバーをご覧になって頂ければわかりますが、参拝しょうとしたひまわり太郎の目の前に、一羽のニワトリがやって来て、鬨の声をあげたというお話。五台山の星神社、恐るべし。
てな訳で今日は北斜面の星神社。石段を上がり、右折して少し行くと、ご覧のように幽玄な社殿が鎮座。この石段右手には運搬用モノレールがしつらえられちょります。これは、石段の登り口から、あの社殿の前まで。この五台山には、スモモやミカンの運搬用に、このようなモノレールがどっしこしつらえられちょります。ですきに、その技術を利用して、ここにつくったものと思われます。物資の運搬用ではあるがでしょうが、たぶん、石段を登れない方も、このモノレールで静かに運び上げゆうがやと思います。素敵な心遣いですな。
今、思い出しましたが、五代山頂の竹林寺さんは、行基上人が開基したとされちょります。行基上人は、聖武天皇の意向で全国をマイよりました。この山を、中国の五台山になぞらえて五台山としたがも聖武天皇と言われちょります。
こないだうち、奈良東大寺の大仏さんの下からの出土物で、北斗七星があしらわれた刀が確認されました。この高知の五台山と聖武天皇の関係から言うて、その南北に鎮座する星神社の役割やいかに。
それにしてもあのニワトリ、ビックリしました。