浦戸湾に浮かぶ丸山台〔27〕2003/05/13

2003年5月13日(火)曇り
この景色は、高知市の浦戸湾に浮かぶ小島「丸山台」を、北新田の堤防から撮影したところです。手前には鴨が一羽泳いでます。
太平洋から高知の市街地へ入り込んだ浦戸湾は、江戸期から明治大正昭和にかけて、高知市民にとても親しまれてきました。船での移動が主要交通手段だった時代は、浦戸湾とそこへ注ぎ込む川には小舟が溢れかえっちょったそうです。
移動したりモノを運んだりするだけじゃあありませんぞね。土佐人ぢゃきに、夜な夜な屋形船を浮かべて宴会したり、休日も屋形船を浮かべて宴会したり、河原でも宴会して踊りまくったりと、昔からお酒を飲んで騒ぐ(ホゲル)がが大好きやったそうです。
この「丸山台」にも当然料亭が有ったそうで、明治期の土佐人が、夜毎夜毎に船に乗って宴会に出かけてはほたえよった姿が目に浮かびますね。