愛宕山は東京23区一の山〔2667〕2010/08/04
2010年8月4日(水)東京もあづい・・
てな訳で今朝は東京。昨日今日と、お台場のビッグサイトで、アグリフードEXPOというがをやりよりまして、ひまわり乳業も出展しちゅうがです。なかなかの賑わいで、楽しゅうございますな。3年前に初めて出展した際には、高知からは弊社ともうひとつの2ブースだけでした。今年は何と18ブース。四国エリアの半分以上は高知が占めちょりまして、県単位でもかなり上位の出展者数。全員自費出展で、県や公社とはまったく関係ないところでこういう積極的な動きがなわれゆうところが高知の最大の強みでしょう。
さて、今朝は新橋から増上寺界隈をたつくりに行っちょりました。早朝とはいえこじゃんと暑く、汗が噴き出してきます。ここは愛宕山。
標高25.7mのこの山は、天然の山としては東京23区一の高さを誇っちょります。てっぺんにはご覧の通り愛宕神社が鎮座。言わずと知れた、家康公が建てさせた火災予防の神様。で、家康公ゆかりということで、こないだの関ヶ原やないですけんど、勝利の神様としても崇められ、全国に勧請されちょりますよね。もちろん高知の愛宕神社もそう。
こっから江戸城、つまり皇居は結構近く、桜田門外の変では水戸の烈士はここを集合場所にしちょります。見晴らしが良いということで、勝海舟はここへ西郷どんを誘い、江戸の街を眺めながら無血開城を説得したとされます。
今はこのように巨木の森になっちょりまして見晴らしはききません。周辺も、この山より何倍も高い高層ビルが林立、見晴らしの良い山ぢゃあないなっちょります。少なくとも西郷どんの時代には見晴らしが良かった訳で、たぶん戦後しばらくは見晴らしが良かったはずです。NHKもありましたし。
小学校1年生の国語の教科書、覚えちょりますか?最初のページが何やったかで、その世代がわかるそうですけんど、ひまわり太郎の教科書は「みえる みえる」でした。高台から街を眺めるイラストが描かれちょったと思います。あれ、東京の愛宕山からの景色やと、漠然と思いよりました。全国の教科書やき、やっぱし舞台は東京で、東京の見晴らしの良い場所といえば愛宕山、という安直な発想。単なる妄想ですが、今の愛宕山からは東京の景色はひとっちゃあ見えません。