おきゃく電車と土電のマークの手水〔2600〕2010/05/29
2010年5月29日(土)快晴!
てな訳で今日は高知にモンちょります。昨日、東京から新幹線で大阪へ移動し、夕方、飛行機でモンて来ました。そして昨日の夜は「おきゃく電車」。
「おきゃく電車」とは、土佐電鉄さんがやりゆう事業で、あのチンチン電車の中に料理と生ビールサーバーとお酒を持ち込み、路線を走りもっておきゃくをするというもの。以前、一度やったことがありましたが、昨夜は久々に催してみました。こじゃんと面白かったです。
桟橋車庫を19:00に出発して、はりまや橋から一旦枡形まで。そこで引っ返して、今度は一路ごめん町までひた走り、折り返してはりまや橋へ着いたがが21:00丁度。夜風にあたり、町の景色を眺めながらの宴会は、電車の揺れも相俟ってなかなかエイもんですな。これ、お薦めです。
この「おきゃく電車」は貸し切りですけんど、一般のヒトがいつでもどこでも乗れる居酒屋電車があっても楽しいにゃあ、と、妄想してしまいました。5本に1本くらいは、居酒屋になっちゅう電車が走りよったら、それはそれは楽しそう。高知の酒飲みは大喜びでしょうな。それっぱあ、電車でおきゃくをするがはエイですよ、まっこと。
昨夜、ここ桟橋車庫に集合した際、おきゃくに参加してくれたライターの渡辺瑠海さんが、この珍しいものをみつけました。車庫の横に「和魂神社」という小さなお宮さんが祀られちょりまして、そこにこんな手水鉢がありました。土電のマークが刻まれたこの手水鉢、とても素敵です。今日、もう一度見に行って撮影してきました。
側面に刻まれた文章を読んでみますれば、この石は、昔、土電の伊野線、咥内坂隧道にあった鏡石やそうです。明治41年2月に伊野線が開通し、咥内坂の上にトンネルが掘られた際に置かれた鏡石。が、昭和35年に道路が拡幅してトンネルがなくなり、役割を終えたそうで、その石を手水鉢にした訳ですな。なかなか酢が効いちょります。