上里のあじさい- 2010/05/30(Sun)〔2601〕2010/05/30
2010年5月30日(日)晴れたり曇ったりちょびっと降ったり
今日は日曜日。久々に、鏡川中流域から山の方面をたつくってきました。お日様ギラギラやなかったので、結構走りやすかったですな。
ここは、今年3月28日のにっこりでもご紹介しちゅう、高知市北部の桃源郷、上里(じょうり)。鏡川を遡上し、行川口から左折、行川川(なめがわがわ)沿いに駆け上ると美しい行川(なめがわ)。そっから、さらに急な坂道をのぼってのぼって登ってのぼると、ここ、上里にたどりつきます。
山の上の、ちょっと平らな部分に田や畑をつくっちゅう古い集落上里。
行川、上里、針原、領家、唐岩の5ヶ村が、江戸時代、領家郷に含まれちょりました。明治22年、上の5村を含む16村が連合村となり、最初は唐岩に、大正3年に行川に連合役場が置かれ、昭和3年に朝倉村に併合、昭和17年に高知市になったそうであります。学校は行川にあり、皆さんそれぞれの集落から通うた訳ですね。今日、行川から上里まで駆け上がるがでもかなりこたいましたですきに、通学も大変やったですね、こりゃ。
行川から上里に入ると、左手の森の中に河内神社が鎮座ましましちょります。嘉永年間の立派な灯籠もある、雰囲気満点の神社。そこから集落の中を通って峠を越え、少し下ると、3月28日にもご紹介したここに着きます。
おばちゃんが、花をキレイにやりゆうという話をしましたが、今日行ってみたら、今の季節はこんな感じ。紫陽花がカラフルに咲き始めちょりました。この右手はたぶん咢紫陽花で、面白そうな花が咲きかけちょります。ヤシの木やバナナの木が雰囲気を盛り上げ、その向こうに、300mを超える標高から見る山々の景色が美しゅうございました。
実は、ひまわり太郎の友人が最近結婚しまして、その相手さんが上里の出身という話を聞きました。こりゃあ、上里をこよなく愛するひまわり太郎としてはまた走りに行ってみんといかんと思い、今日の午後、汗をかきつつ駆け上ってきたのでありました。やっぱし良かったです、上里。ひまわり太郎は上里ファンクラブの会員になりたいと思うちょります。