吉田東洋さん首荒いの溝〔2539〕2010/03/29
2010年3月29日(月)晴れ!
ちくと冷やい風が吹く春の高知。昨日は、山から帰りよって、カイジュウブウスカさんに逢うたり、バスで知人に逢うたりして高知の狭さを実感しました。誰に逢うかわからない、誰に見られゆうかわからない高知ですきに、ソバエられませんね。さて、で、高知の市内にモンて来た訳ですが、観光客さん、多かったですね、昨日も。賑やかな高知の街を見るがは楽しいこと。帯屋町公園で、昔の帯屋町や大橋通り、おびさんロードとかの風景の写真展をやりよって、あまりの懐かしさに見入ってしまいました。そう。ひまわり太郎少年が遊びこけた街です。
龍馬伝のおかげで、週末はすごいことになっちゅう高知市内。が、昨夜、遂に脱藩してしまいましたね。今後の高知への客足が気になるところです。そしてもう一つ、昨夜、遂にあの吉田東洋さんが暗殺されてしまいました。田中みんさんの東洋、こじゃんとエイ味出しちょりましたよね。あの方、元々はダンサーやそうですけんどすごいもんです。龍馬伝前半で、エイ味出しちょったがは、あと、リリーフランキーさんの河田小龍でしょう。なかなか楽しいドラマです。
ところで、吉田東洋さん、幕末土佐の生んだ天才の一人でしょう。彼の政策がなければ、土佐は幕末日本で活躍はできんかったと思います。殺されてしまうにはいかにも惜しい大人物でした。家は、今の帯屋町にあった訳で、お城からは近いですきに歩いて通いよりました。で、お城からの帰りに、昨夜のドラマみたいに襲われたがです。その、襲われた場所も概ね特定されちょりまして、何と、那須信吾たちが震えもって東洋さんの首を洗うた水路跡が残っちゅうそうです。高知在住のライター、渡辺瑠海さんのブログに書いちょりました。襲われた場所は知っちょりましたが、首を洗うた溝ゴは知らんかったです。商店街につき、場所がわかって差し障りがあったらいかんので、その水路の鉄板だけご紹介します。
なんでもない道端に、ものすごい歴史がさりげなく転がっちょったりするががすごいですよね。高知の皆さん、昨夜のあの場面を思い浮かべながら、帯屋町をブラブラしてみるがも一興でしょう。