上里(じょうり)はビックリするほどキレイでした〔2538〕2010/03/28
2010年3月28日(日)おおかた晴れました
今日はメッソ良うない予報でしたが、まあまあ穏やかなお天気の日曜日になりました。ひまわり太郎、久々に朝倉用水、宗安寺、行川から旧鏡村界隈をたつくるルートを走ってみました。やっぱしエイですね、山の街道を走るがは。
実は今日は、朝倉用水の水車をご紹介するつもりでした。あの、何度かご紹介しちゅう、鉄でつくられた現役水車。今日は、あの水車、田んぼに水を引く作業を頑張っちょりました。遅い田んぼの水車は、まだ、畑に静置されたまんまでしたが。
ところが、ちょっと感動的な風景に遭遇したので、急遽そっちにしてみたのであります。
久々の行川(なめがわ)は桜満開。で、いつもは針原への急坂を駆け上るがですが、今日は時間的にこじゃんと余裕があったので、行ったことのない上里(じょうり)経由でRIOまで走ってみることにしました。かなり遠回りにはなるがですが。
上里は、行川からだだひたすらひたすら駆け上った峠にありました。途中、そう言えば上里は上の里と書いちょったにゃあ、と後悔しながらぜえぜえ言いもって到達したがが、標高300mを超える上里の集落。そして、そこは、それはそれは美しい集落やったのであります。
昔ながらの雰囲気が漂う上里は、そのタタズマイも美しいのでありますが、桜や桃、菜の花を始めとする花々が満開で、それこそ桃源郷のようでした。特に、峠を越えてちょっと下った所は、遥かに四国山脈を見晴るかす絶景ポイントで、しかも花がこれでもかと言うばあ溢れちょりました。
この写真で、その美しさが伝えきれてないがが悔しいです。
畑仕事をしゆうおばちゃんが居ったので、思わず「すごいキレイな所でビックリしました」と話かけたら、「昔からアテが花が好きでねえ、みんなあに怒られもって花のキレイな木を植えてきたらこんなになったがよね」ということでした。この美しい花々、花好きおばちゃんの作品やった訳です。素晴らしい。
ここは通りすがりに来るところではありませんし、山の上の道々は入り組んじょりますので、なかなか普通では到達できん桃源郷。偶然行き当たった、すばらしいおばちゃんの居るすばらしい景色の上里でした。