浦戸城趾に長宗我部ファンが〔2412〕2009/11/22
2009年11月22日(日)小雨
今日は、桂浜近く、浦戸城趾にある国民宿舎で、「長宗我部セミナー 若者と語る」というイベントがあります。全国の長宗我部元親ファンの若者がやって来まして、地元の重鎮と長宗我部について語り合う、というすぐれものイベント。こりゃあひまわり太郎も行かん訳にはまいらん、という訳で、家の前の堀川から船に乗ってやって来ました。高知市観光遊覧船。
今日は観光客さんも乗っちょりました。が、皆さん、桂浜で下船せずにクルーズを楽しまれるだけ。下船して、次の便で帰ってこれることもご存じない。もったいないですな、こりゃ。
来年の龍馬伝までに、どいたち、片道料金設定とかPRとかの準備をせんといかんと思いました。桂浜への、一番素敵な行き方やと思います、絶対。
さて、冨久美々さん前の浜に到着後、あのお土産物売り場街へ。あそこへ行くと、イカ焼きと生ビールをヤリとうなるがは条件反射。パブロフの犬。我慢できません。あの美味しいイカ焼きを食べながら、何で関西弁の元気なおばちゃんの服は豹柄が多いがやろう、と考えながら圧倒的に増えた観光客さんを眺め、来年まではすごい状態になることを確信しました。
それから浦戸城趾まで上った訳ですが、ここにも珍しゅうに観光客さんが訪れちょりました。この天守の跡、以前にもご紹介しましたが、今は木々に囲まれ、薄暗い雰囲気。中世からお城がつくられ、戦国期には土佐の覇権を狙う本山氏の出先となり、長宗我部国親さんに攻め取られた後は長宗我部氏の出城。そして元親さんがここへ本拠を移し、浦戸一揆と山内氏の入城、そして廃城と、なかなかの歴史を持つ浦戸城趾。
手前は城八幡で、向こう側が大山祗神社さん。山の斜面には石垣の跡も残っちょります。龍馬伝でたくさんの観光客が訪れることがわかっちゅうこの場所、キチンと見せたら歴史の感動を与えられる場所やと思います。ここで周囲を見晴らせたら、元親さんの気持ち、盛親さんの気持ちを少しでも感じることができる訳で、そんなことがこぢゃんと大切なことながやないろうかと思います。
はりまや橋から船で来て、桂浜と素敵な見晴らしの良い浦戸城を体感できたら満足度はこぢゃんと高いと思います。