岩屋観音堂参道の丁石〔2352〕2009/09/23
2009年9月23日(水)晴れ
シルバーウィーク最後の水曜日。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今日は色々と用事がございまして、お昼の時間に急いで介良の山をたつくって来ました。例の鉢伏山ですな。と、申しましても、なんせ時間がなかったので、岩屋の麓から岩屋山薬師寺を通って岩屋観音堂までの往復だっけ。まあ、一気に駆け上がったので、結構な運動にはなりました。
こないだ、9月8日のにっこりで、鉢伏山にある岩屋山薬師寺をご紹介しました。その左脇の山道を登っていきますと、およそ700mで岩屋観音堂。
参道である山道には、電灯線が延びちょりまして、お祭りの時には夜も照らしてくれるようになっちゅうにかありません。信仰の広さがしのばれますな。
その山道には、所々に小さなお地蔵さんが。「二丁」とか「三丁」とか刻まれちゅうお地蔵さん。いわゆる「丁石」ですね。どうやら天保年間のものみたいです。文政年間の手水とかもあるこの参道、昔から庶民の信仰の道やったことがわかります。
写真はその参道で、左手に「二丁」と刻まれた丁石が。並んで、「四国八十八カ所第十九番立江寺」と刻まれた小仏がございますので、昔は、この山にもミニ八十八カ所があったことがわかりますね。信仰の山、鉢伏山。
頂上へは、岩屋観音堂脇から登っていけば行けるらしいがですが、今の季節はかなり植物が生い茂って鬱蒼としちょります。もうちょっとして草枯れの季節になったら、鉢伏山頂上から潮見台へ下り、小富士山を登って朝峯神社へ下りるルートもたつくってみたいし、岩屋観音堂からマンガン坑跡を通って白水橋へというルートもたつくってみたいし。色々とたつくってみたい介良の山です。