潮見台を伊達野から見上げてみました〔2345〕2009/09/16
2009年9月16日(水)快晴!
今朝は秋晴れ。真っ青な空が広がっちょります。こんな心地良い朝も、年に何回もないがやないろうか、というくらい爽やかな朝。
ここは南国市の伊達野(いたちの)。正面に、昨夜自転車でのぼった潮見台の団地が見えます。右端の山が小富士山、通称介良富士で、その左の山が鉢伏山。鉢伏山の7合目くらいに、団地の一番高い所にある家々が見えますが、昨夜はあの界隈から北向いて撮影してみたがです。てっぺんまで自転車で上ると、丁度良い程度の運動になります。道もキレイで走りやすく、ちくと気に入ってしまいました。
このニュータウンが開発されるまでは、ここはどんな景色やったでしょうか。もうできてだいぶ経ちますきに、記憶が無いですね。開発と言えば、あの鉢伏山から左へと延びる山々、あの山に、向山戦争遺跡があります。2008年12月7日にご紹介した、米軍の本土上陸に備えて掘られた長い長い地下壕とかがある、大切な戦争の記憶。高射砲も備え付けられたりしちょったそうです。丁度、この写真の左端辺りになるがですが、あの山をくり抜きサガして、高知東道路のインターチェンジができるがやそうです。ただ、道路が通過するだけやったら、たくさんある戦争遺跡の一部が破壊されるだけで済んだがかも知れませんが、あそこにできるのはインターチェンジ。ほとんどの戦争遺跡が破壊されてしまうそうです。よりによってそんな場所にインターチェンジを作らいでもかまんと思うがですが、そういう建設を考えるヒト達にとって、戦争遺跡なんぞというものはただの邪魔者でしかないがでしょうか。こういうセンスのかけらもない国土づくりから、なんとか脱却したいもんですな、まっこと。