再生稲は再生茎で孫生えでひこばえ〔2328〕2009/08/30
2009年8月30日(日)良いお天気
8月最後の日曜日。こぢゃんと良いお天気になりました。朝から爽やかな風が吹きよります。お昼になったら暑いでしょうな。
ここは南国の本社前。本社の新社屋の西側には田んぼがあります。弊社の田んぼではないのですが、隣地ですきに弊社の風景と一体化しちょります。この田んぼの稲刈りは結構早く、7月20日過ぎやなかったでしょうか。稲刈り後、1ヶ月ちょっとが経過した田んぼ。向こうに、土佐くろしお鉄道の高架が見えよりますね。
この田んぼは、稲刈りの後、そのまんまにしちょります。
肥料とか水の管理もしよりません。で、このような再生稲(ひこばえ)があちらこちらに実をつけはじめちょります。
ひまわり太郎が出勤してくる高須から介良界隈の早場米の田んぼには、今、かなり成長した再生稲が見られます。二期作で栄えた高知。こないだうち書きましたが、輸入飼料が高騰した昨年あたりから、稲刈り後の田んぼにもう一度田植えをして飼料米を育てる試みが始まっちょります。まあ、かなりの手間がかかり肥料も必要になるので、まだまだ輸入モノにはコスト的にかなわんみたいですけんど、これからのニッポンの畜産を考えると大きな取り組み。
で、方法としてもう一つ、再生稲を育てて飼料米にするやり方が考えられます。ここの田んぼはそのまんまにしちょったのでいかんですけんど、介良界隈のやつは、施肥管理をしゆうがかも知れんくらいキレイに育って来よります。酪農家からは上質の堆肥がどっしこ出てきますきに、その辺にこれからのヒントがありそうですな。
ところで再生稲とか再生茎とか書いてひこばえと読んできました。が、ホントはひこばえの漢字はもっと難しい1文字。栞みたいな漢字をもっとややこしゅうしたもの。モトモト孫(ひこ)生えという言葉から来ちゅう訳で、かわいいかわいい孫な訳ですきに、大切に育てちゃりたいですよね。二期作王国高知復活の日は近いかも知れません。