南高校と競馬場〔2319〕2009/08/21
2009年8月21日(金)晴れ!
今日も暑うございます。今日は、高知市桟橋通りの南高校に来ちょります。以前、さんふらわあが着岸しよった岸壁の北側にある、中高一貫の公立高校。ですきに、南中学と南高校があるがです。
学校内を歩くと、擦れ違う生徒さん達が、皆さん、こんにちは!と元気よく挨拶してくれます。素晴らしい学校ですな。
写真はその南高校の正門。この高校は、かつて、競馬場のあった場所につくられました。ひまわり太郎が学生を済んで高知へ帰ってくる頃のこと。ですきに、高校生時分は、ここは競馬場やった訳です。
で、この正門界隈が、やっぱし競馬場の正門やったらしいですね。ひまわり太郎は、タベシマさんと違うて、いくら学校から近いとはいえ競馬へは来やあせんかったので、その頃の競馬場の記憶はメッソありません。ですきに、ここが競馬場の正門と言われても、妙にピンと来んがです。
この場所に競馬場がつくられたがは大正時代のこと。当時は、高知港桟橋が完成して土電の電車が通っちょったこの界隈。港と工場と電車の停留所しかなかった場所に、競馬場ができたのであります。
以来、長浜に新しい競馬場が完成する昭和59年頃まで、ここは高知市民、いや、高知県民の憩いのスペースやった訳ですね。記憶がないがが残念。
で、この正門前の道を西へ行って北へ進むと、当時の競馬場の第1コーナーから第2コーナーのカーブがなんとなく残っちゅうそうです。それは知らんかったですね。こうやって新しいモノができて、どんどんと風景が変わっていっても、どっかに昔の構築物の名残が残っちょったりすると何となく嬉しゅうなりますな。
南高校の運動場の北端の直線は、どうやら競馬場のバックストレッチ。かえすがえすも、当時、競馬場へ出入りしやあせんかったがが悔やまれます。