ちっくと狭苦しいぜよ〔2310〕2009/08/12
2009年8月12日(水)東京は晴れ
てな訳で、今朝は東京。昨日のお昼の飛行機でやって来ました。台風がどうなることかと思いましたが、だいぶ東寄りのコースへ行ってくれたおかげで、東京も良いお天気でした。
このよさこいの当日に高知から居らんなるというのは、何とも後ろ髪を引かれるのでありますが、仕方ないですね。
昨夜は品川界隈に泊まっちょりました。で、今朝は、品川神社から青物横丁、立会川界隈をたつくってきました。京浜急行に平行して第一京浜国道が走っちょります。新馬場からその国道を下って立会川へ。
そこの海岸は、その昔、土佐藩のお屋敷がありまして、容堂侯とかが活躍した舞台。今は運河やら埋立地やらになってしもうて面影はまったく残っちょりませんが、幕末は、目の前に江戸湾が広がる海辺の街。ペリーが浦賀にやって来てからは、江戸防衛のために、その土佐藩邸に砲台がつくられました。所謂浜川砲台。若き日の坂本龍馬が江戸へ剣術修行に来ちょりまして、その浜川砲台の警備に駆り出されたというのは有名な話。嘉永6年(1853年)の頃のことですね。
で、その砲台跡の敷石の一部が発見されたということを記念して、高知市から寄贈されたと思われるのがこの龍馬像。高知空港とかに置いちゃあるがと同じようなモノですな。ネットて調べてみますれば、以前は立会川の駅前に立てられちょったみたいです。が、今は、ここに移されちょりました。立会川の河口で、色んな構築物に囲まれた所。たぶんこの界隈が、浜川砲台のあった場所ながでしょう。ですきに、場所としては正統。ですけんど、今は、ポンプ場とかに囲まれて、いかにも狭苦しいなんとも言えん状況。この龍馬像にも、何の説明書もないですきに、ほったらかしにされちゅう粗大ゴミ、てな風情。動かされんように、足下の台座は虎ロープで縛り付けられちょりました。龍馬さんの顔も、ちょっとしかめっ面に見えます。
来年は龍馬伝。こりゃあなんとかしたいところですな。せめて龍馬さんには、広々とした海を見せてあげたいと思いますよね。