土佐の雪道、お地蔵さん〔2212〕2009/05/06
2009年5月6日(水)晴れ!
今日は雨が降るという天気予報やったですけんど、晴れました。キレイに晴れました。良かったですね。
で、今朝は、一昨日ご紹介した見事な景観の城ヶ森へ、メッソ時間が無かったので車で行っちょりました。Jr.2号とかにも、ぜひあの素晴らしい眺望を教えちょきとうて、車で行っちょりました。頂上真下まで車で行けるがですが、あんましお天気が良うて心地良いので、数百メートル手前で車を降りて、鮮やかな緑のトンネルを楽しみながら登ってみたのであります。
あの素晴らしいパノラマは、誰でもちょっとビックリしますね。
いや、ホントに見事ですきに、機会がありましたらぜひぜひ登ってみて下さい。歩いても結構ですし、車でも大丈夫。
そして、一昨日、にっこりの中でご紹介した、頂上からちょっと下をぐるりと廻った所にある「土佐の雪道」の碑がこれ。手箱山の氷室から切り出された氷を、高知の城下の山内の殿様に届けるため通った近道の峠がここやったという訳です。この右手の山道を下っていくがが当時のルートやったがでしょう。左上に見えるのは、その峠に鎮座されちゅうお地蔵さん。寛政年間の銘がありますきに、今から200年以上前、18世紀の終わり頃につくられたお地蔵さん。こぢゃんと趣があります。
この、旧鏡村から土佐山界隈は、かなり高い所に集落が点在し、それを空の道がつないじょりますけんど、あちこちに地元の皆さんの想いがこもったお地蔵さんがあります。このお地蔵さんは、こっから高知とは反対方向に下った領家地区の皆さんが建立したもの。
山をたつくりよりますと、ビックリするような景色や想いのこもったお地蔵さんや、色んなお話に巡り会います。これがにっこりひまわりを続ける醍醐味でしょうか。