潮江天満宮、本殿の真後ろの生命〔2192〕2009/04/16
2009年4月16日(金)晴れ!
てな訳で今朝は高知へモンちょります。いよいよ明日は、にっこりひまわり連続6周年記念。
このところ、この6年で変わったもの、変わらんもの、長い年月変わらんもののお話をしてきました。大自然には、激変しつつもまた新しい命に受け継がれていく、という摂理が働いちょりまして、ホントに感動させてくれます。つまり、変化は次の新しい命の始まりであることがわかります。
ここは今朝の潮江天満宮。本殿のま裏。その木々の向こうに見えゆう建物が潮江天満宮の本殿の背中。この右手に大山祗神社がございまして、その参道になっちょります。
この正面手前の木をご覧下さい。明らかに、一度倒れちょりますね、この木。倒れて切り株だけ残して伐られちょります。その、真横向いた切り株から、新しい若木が真上に向こうて伸びちゅうががおわかり頂けますでしょうか。これ、いつも通る際のいつもの風景になっちょったので、こんな風になっちゅうと気付いたがは結構最近ながです。が、生命の力強さ、連続性を感じさせてくれる木でした。
そして、その向こう側、塀の向こうにも素晴らしい杉の木があります。
天保の頃、ここにあった杉の巨木が社殿にまぎるので、伐採の計画を氏子さんたちが話し合いよったそうです。すると、大時化がやってきて杉の木の枝が曲がり、社殿に影響せんなったという奇瑞があったということで、「霊杉」として祀られてきました。しかし、戦争で焼けてしまい、その大きな根株だけが残されました。しかし。そのしゅっと横から若い杉の木がまっすぐに生えてきました。
霊杉の、その力を受け継ぐ木でしょうか。まだ、細い杉の木ですけんど、この木も大自然の素晴らしさを感じさせてくれます。そんな自然の命の素晴らしさに感動しつつ、明日の連続6周年へと突入して参ります。