山の村々をむすぶ道〔2168〕2009/03/23
2009年3月23日(月)晴れ!
今日はこれまた良いお天気になりました。昨日がこのお天気やったら駅伝も素敵に開催できちょったでしょうにね。昨夜はひろめ市場で、まぼろしの駅伝打ち上げをやりよりました。駅伝は中止になっても打ち上げはキチンとやらんといけません。グッスリやって楽しかったです、こぢゃんと。
写真は、鴨部の土佐道路から北向いて撮影したもの。中央左の立派な山は、あれはたぶん国見山。あの手前左手に、少しとんがった山が見えますが、あれがたぶん城ヶ森。あの城ヶ森の向こう側へ下ったクに、昨日ご紹介した桜満開の行川小学校があります。行川を中心にして、あの山の広い地域に村が点在しちょります。
大正の頃に、その十六の村が統合されて「十六村」とされて行川に役場が置かれちょったそうです。旧鏡村、高知市、旧伊野町にまたがる十六村。賑やかで活気があったことが想像されます。
山の道をたつくりよったらわかるがですが、江戸時代の地図に載っちゅうような昔からの集落は、山の高い所にある場合が結構多いです。尾根のてっぺんではなく、ちょっと下っちょって少し広うなったような場所に、集落はあります。以外に、川の近くとかの低い場所には無いですね。
村々を結ぶ道も、今のように川沿いの低い場所を通らんづくとに、山の高いところを通っちょります。幹線道路はかなり標高の高いところにあるのであります。十六村は、「宗安寺」「行川」「針原」「成山」「槙」「上里」「葛山」「去坂」「横矢」「竹ヶ奈路」「領家」「唐岩」「小山」「梅ノ木」「増原」「中追」ですが、宗安寺を除いてどれも高地性集落でしょう。それらの村々をつなぐ道は、空の上を通ります。そんな道を走るがに、最近はまっちゅうひまわり太郎です。歴史と自然を満喫できて、やめられません。