菜の花、菜種梅雨、四万十川、沈下橋〔2159〕2009/03/14
2009年3月14日(土)中村の朝は雨
てな訳で今朝は中村。昨夜はよう降りました。中村工場からしゅっとのクにある、いっつも満員の居酒屋さんも、さすがに空いちょったですね、昨夜は。
今朝、とうから四万十川を走りに行っちょりましたが、まだ雨は残っちょりまして、雨を受けながらの心地良いランとなりました。
ここはいつもの佐田の沈下橋。橋の袂には菜の花が咲き乱れ、美しゅうございました。しかしまあ、最近はよう降ります。このように菜の花が咲き乱れる時期の長雨ですきに菜種梅雨。6月の梅雨にくらべると、雨がやさしいがが特徴ですな。
やさしい春の雨を春雨と言いますね。それで思い出すがが「月さま、雨が・・」「春雨ぢゃあ。濡れていこう。」の月形半平太。土佐勤王党の首領、武市半平太さんがそのモデルの一人とされちょりますきに、土佐人は覚えちょかんといけません、月形半平太。
1919年、沢正と呼ばれた新国劇創立者沢田正二郎さんが主役となって初演されたこの芝居は、大当たり。立ち上げ興業に失敗して困りまくっちょった新国劇は、月形半平太で救われたそうです。
この沢田正二郎さん、お父さんが高知県人。ネットで沢正を調べると、高知県出身とか東京都出身とか大津市出身とか、色々書かれちょります。ややこしいですがお父さんが高知県人。土佐人の心をグッスリと持っちょった偉大な役者さん、沢正。
代表作が月形半平太と国定忠治ですけんど、坂本龍馬ももちろん演っちょります。それまでの坂本龍馬は、快刀乱麻の剣豪、というイメージで芝居になったりしちょりましたが、沢正の龍馬は龍馬の内面を掘り下げたもので、画期的なものやったそうです。見てみたかったですな。