樽の滝のマイナスイオンと龍神様〔2160〕2009/03/15
2009年3月15日(日)快晴!
こぢゃんとお天気の良い、素敵な日曜日。
こんな日は時間をつくって山へ行かんといけません。朝早く電車に乗って鏡川橋へ、そこでバスに乗り換え、旧鏡村役場まで行きます。そして、そこから、この樽の滝まで走りに行っちょりました。往復で14kmくらいでしょうか。こぢゃんときつい登り坂ですきに、苦し心地良いのであります。ここは、標高は500mくらいはありますよね。
道路の行き止まりに、ある有名作家の先生の住む家がありまして、そっから山道を登るとここ、樽の滝の滝壺に付きます。
この手前にはお宮さんがありまして、この滝とともに素晴らしく幽玄な雰囲気を醸し出しちょります。そのお宮さんは、龍神様をお祀りする神社で、この滝と一体になっちょります。この滝はその昔、山伏の修行の場やったそうで、蛇の住む滝とも言われゆうそうです。ですきに、今でも上の淵には入水せんほうがエイと書いちょりました。蛇が多そうなお話です。
が、その作家の先生の話では、この滝壺界隈ではメッソ蛇を見たことは無いそうです。どっちかと言うともうちょっと手前の川沿いが、蛇をよく見かけるポイントやそうです。
写真がへたくそですきに、この滝の臨場感が全然伝えれちょりません。今日は、雨の後ということもあって、すごい水量の滝になっちょりました。この写真を撮影した界隈まで、水しぶきが降り注いできてマイナスイオンの塊。その向こうの岩はかなり大きい巨岩ですきに、その滝の豪快さを想像して頂ければ有り難いです。
一年中水しぶきのかかる場所で、木にはご覧のようにキノコが生えちょりました。
この滝は龍神様の伝説に彩られる滝。同じ鏡村でも、平家の滝は平家の落人伝説に彩られちょります。この界隈には平家の落人伝説の滝や淵が多いがですが、この滝は違うみたいです。蛇の多いこの滝は龍神様。昔、干ばつの年、地元の皆さんの願いを聞き届け、雨を降らせた神様で、祈願すれば幸福になる、というお宮さんのある樽の滝です。