今日は七五三〔213〕2003/11/15
2003年11月15日(土)晴れ
今日は11月15日。坂本龍馬が生まれた日であり、亡くなった日でもあります。高知空港は今日から「高知龍馬空港」になりますね。
11月15日といえば七五三。写真は、今朝の潮江天満宮です。屋台の準備が着々と進んでおりました。楽しそうですね。
そもそも七五三の起こりは室町時代にさかのぼると言われちょりますが、現在の形になってきたのは江戸時代の武家社会の中でだそうです。
昔は幼児の死亡率が高かったため、生後3~4年してから人別帳や氏子台帳に登録しよったのが始まりとも言われちゅうそうです。
どうして15日になったのかは諸説あります。陰陽道の吉日が11月15日に当たるからとか、7+3+5=15だから、とか言われてます。
3歳の男女には「髪置(かみおき)」の儀式。
今までの無事な成長を祝い、今日から赤ん坊ではないということでこの日から髪を伸ばし始める儀式です。
5歳の男児には「袴着(はかまぎ)」の儀式。
この頃知能が急激に発達し、人としての気持が芽生えてくるので、大人の礼装をさせて今後の成長の無事を祈る儀式です。
7歳の女児には「帯解(おびとき)」の儀式。
情緒が発達するこの時期に、
それまでの付け帯を取り、帯に替える儀式ですね。
3歳、5歳、7歳は子供の厄年と言われるくらい、精神的肉体的に変化のある時期です。その節目に、健康に育って欲しいという親の願いを込めた行事とも言えるでしょうね。