天神大橋からかるぽーとを見ながら考えました〔2129〕2009/02/12
2009年2月12日(木)晴れ!
今日も昼間はぬくかったです。車はエアコン。が、朝は結構冷やかったですが、皆さんはいかがでしたか?
昨日から高知市内、妙に霞んだ感じになっちょりますが、どうやらこれは黄砂のようです。写真は本日、夜明け前の鏡川。天神大橋から潮江橋方面を撮影したものですが、いかがでしょうか、ちくと霞んじゅうみたいに見えます。黄砂でしょうか。潮江橋の向こう、中央に見えるがはトップワン四国というマンション。その向こうに隠れて、ホテル日航高知旭ロイヤルさんがちょびっと見えよります。左手の大きな建物は高知市文化施設かるぽーと。
この施設、例によって国からの補助金と地元負担で建てられた大きなハコモノ。年間の運営には赤字が出る施設。
地方の道路とかも、この方式でつくられ、地元負担分の借金返済をしていかんといかん為、交付税やら特定財源やらをもらい続けていかんといかん、悲しい地方の宿命を、この高知も背負うちょります。夕張の話を聞くにつけ、目先の補助金の恐ろしさはすごいもんがありますもんね。
地方は道路整備が遅れちゅうき、もっと補助金を貰うてつくらんといかん、とは、誰が言いゆう議論ながでしょうか。道路、要ります?
特に、これから道路ができろうとしゆう郡部は、できたアカツキにはどんな未来を描いちゅうがでしょうか。確実に言えることは、その地方の商店街は壊滅する、ということ。それだけは、断言できます。それでもつくるがでしょうか。そのお金で、高知の皆さんを、金銭的にも精神的にも豊かにすることができるような気がしてならんがですけんど、一旦進み始めた道路工事は、なかなか後戻りでんががすごい仕組みですね。
と、あの文化施設を見ながら思うたがですが、有ったら有ったで良いと思いゆう自分がどっかに居るがが悲しかったりもしますな。朝っぱらから天神橋で、複雑なことを考えてしまいました。