筆山頂上から五台山方面の夜景〔2118〕2009/02/01
2009年2月1日(日)快晴!
今日はまた良いお天気でした。春みたいやったですね。もう2月ですきに。
昨日は五台山に駆け上って高知の夜景を撮影しました。で、今晩は筆山。五台山からの夜景が一番きれい、てなことを書きましたので、もっと近場の筆山の夜景を確かめてみることにしたのであります。
筆山は、高知の街にちっかい山ですきに、市民にとってはかなり馴染みの深い山。五台山みたいに植物園とか古刹とかがある訳ぢゃあありませいで、山内家を初めとする立派なお墓ばかりが目立つ山。が、お花見とか、お手軽なハイキングとかで市民に親しまれてきました。
一番上の駐車場からの夜景は美しく、今日もアベックさんの車が何台も並んじょりました。そこで写真を撮影しよったら妙なおじさんみたいなんで、その駐車場は一気に駆け抜け、ここ、頂上まで駆け上ります。この頂上は公園のように整備されちょりまして、幼稚園の昔から何度遠足に来たかわかりません。で、この頂上に、近年、見晴らし台みたいなががつくられましたので、そのてっぺんから撮影してみました。市内方面は、もっとキレイな夜景が撮影できたがですけんど、昨日の五台山に向こうての景色をご紹介します。かなりわかりにくいですが、中央左に、五台山のテレビ塔の赤い灯りがちょびっと見えよりますね。この筆山、南北朝の時代には決戦が行われ、戦国期には重要な拠点となって、森氏(現土佐町森を本拠とする武将)のお城になったりりました。藩政期には山内家の墓所として、また、もし長宗我部の残党が攻めてきたらこの山に立て籠もって反撃の機会を窺う、という戦略拠点やったとも言われちょります。そして万が一の際には、ここから宇津野山の南へ出て、海から土佐を脱出することも想定しちょったがやないでしょうか。江戸時代初期の危機管理ですね。