鏡川大橋から高知市内をのぞむ〔2048〕2008/11/23
2008年11月23日(日)晴れ!
こないだうちの寒さが一気に和らいで、暖かい高知らしい日曜日になっちょります。これならキャンプに来ちゅう韓国のSKワイバーンズの皆さんも環境良く練習できますな。高知に来だしてから優勝が続きゆうということで、こぢゃんと気に入っちゅうようです。
で、韓国チャンピオンのチームですき、韓国でももちろん人気球団という訳ですが、高知キャンプに合わせて高知へ韓国の観光客誘致をしたらエイにねえ、と、昨夜のとある会合で話題になりました。
近年、ひまわり太郎が出張に行く先々で、アジアからの観光客がこぢゃんと増えちゅうがに驚かされます。
太宰府天満宮とかは、平日は日本人の方が少ないくらい。こないだの札幌も、中国からの観光客さんが溢れちょりました。日本語、英語、中国語、ハングルの言語で表記された案内看板は当たり前。ですけんど、高知にはまだまだですな、という話で、昨夜は盛り上がったのでありました。
ここは鏡川河口。鏡川大橋の上から高知市内方面を撮影してみました。夕方の空が美しく、鏡川の川面に映えて素敵でした。この右手が中の島。と、言いましても島ではなく、ここから棒堤になって東に延びて行き止まりになっちょります。
右手の茶色い建物界隈に、藩政期の終わり頃、開成館がつくられました。土佐藩の、様々な産物を藩外へ輸出したりする貿易事務所みたいな機能も備えた開成館。鏡川から浦戸湾、そして太平洋から世界につながる、その窓口が、まぎれもなくここでした。維新後、その開成館跡には立志社、立志学舎ができ、自由民権運動の発祥の地ともなりました。高知も、もう一度、世界と直結する動きをしながら活躍する時代を迎えることになりたいもんです。いつまでも維新の頃の人材の偉業にたよってばかりというがもいかがなモノか、ですな。