世界一のウナギ料理〔1951〕2008/08/18
2008年8月18日(月)曇ったり晴れたり
皆さん、四万十の天然ウナギ、ご存じですか?
実はですね、昨年も一度ご案内した「やまけん」さんという農産物流通コンサルタントの方を、ある勉強会の講師にお招きしまして、そのついでにまたまた西土佐の四万十堪能の旅をご一緒することになったのでありました。やまけんさん、日本農業新聞にコラムを書かれたりNHKのテレビやラジオにレギュラー出演されたりしゆう、有名な方ながですが、とてつもなく食いしん坊。
ここは昨年もお邪魔した旧西土佐村の西ヶ方という地区。詳細は書けんがですが、ここで、世界一おいしいウナギが食えるのであります。
昨夜は、この専用につくった炭焼き台で、巨大なウナギ3匹と美しい鮎をそのまま焼き、四万十の山で天日乾燥してつくられた塩をまぶし、ご飯にかけて食べました。偽物が多い「四万十の天然ウナギ」ですけんど、正真正銘の本物をこうやって食べたら、他のウナギとはまったく違う種類の食べ物やということが判ります。すごいです。
で、その残ったウナギの骨や頭、食べ終わった後の鮎の骨を、この台の上でご覧のように焼ききりますと、コリコリサクサクの香ばしい食べ物が出来上がります。これを、ご飯の上に乗せてお茶をかけ、山塩を少しふりかけて食べたがが今朝の朝食。これ、ものすごいです。こんなに美味しいものを食べてかまんがでしょうか。残飯のようなものがこんなに素晴らしい料理になる、という感動の物語でした。
今朝は早朝から四万十川支流の広見川沿いに走り、金比羅神社の石段を登って来ました。爽快に水浴びをした後のこのダイナミックな朝食は、繰り返しますけんど感動でした。四万十川は、行って、見て、体感して、食べて、現地で楽しむもんぢゃということが良うわかります。