熊本城の谷干城像〔194〕2003/10/27
2003年10月27日(月)快晴ですたい
おはようございました。今朝は出張で熊本ですたい。
昨夜の馬刺と馬焼の余韻に浸りながら、加藤清正築城で有名な名城熊本城界隈をたつくって参りましたばい。
前回熊本出張の際のにっこりひまわりにも書きましたが、高知県人にとっての熊本城と言えば「谷干城(たにたてき)」ですね。
明治10年の西南戦争の際の政府軍熊本鎮台司令長官として名を馳せました。土佐藩出身で、優れた武人ではありましたが、人間としては武辺一点張りではなく、柔軟でバランス感覚に秀でた、とても魅力的な人物です。
西南戦争の折、ここ熊本城で少数の兵を率いて篭城し、薩摩軍の猛攻を耐え凌ぎました。妻子を連れての戦争でしたが、食料が底をつくなか、妻たちも頑張ったと伝えられちょります。二の丸近くの空堀には、その、妻たちが天幕を張って耐え凌ぎ、兵を鼓舞したことを顕彰した碑が建てられちょりました。
写真は、谷干城像。熊本城の公園内に、ご覧のようにドーンと据えられちょりました。ひまわり太郎勉強不足で、谷干城のこんなにりっぱな銅像が在ることを知りませんでした。高知にはこんなのございません。
遠く離れた地に、土佐人を顕彰した像があったりすると嬉しくなってしまいますね。有意義な熊本の朝でした。