四万十川、沈下橋、カンタロウさん〔1863〕2008/05/22
2008年5月22日(木)中村も晴れちょう
そんな訳で今朝は中村。今では四万十市という味も素っ気もない名前になってしもうた中村。ひまわり乳業中村工場のある中村。四万十工場という名称には変更しませんです。
弊社のメインの工場は、もちろん南国市にある訳ですが、高知県西部の四万十市中村にも、幡多エリアをカバーする小さな工場と支店がございます。昨日からそこに来ちょります。が、今は高知へいぬる汽車の中で、見事な太平洋を右手に見ながらこのにっこりを書きよります。ホントにきれいです、今日の太平洋は。
キレイと言えば、写真は、今朝の美しい四万十川、佐田の沈下橋の朝。市内のホテルから、久々にここまでたつくりに行っちょりました。四万十川にはどっしこ沈下橋があるがですが、この橋が最下流のもの。四万十川観光が盛んになってきたみたいで、この橋の界隈にも観光舟乗り場が出来ちょって、舟の数も増えちゅうみたいです。市内から約6km。往復すると、結構な朝の運動になりますし、この見事な大自然を堪能できます。写真右端の河原では、おんちゃんが何やら仕掛けを川に沈めよりました。何が捕れるがでしょうかね。
そう言えば、今でこそ「四万十川」という呼び名が一般的になりましたけんど、これは1980年前後くらいからですよね。NHKさんが「日本最後の清流」とか言うて広めてくれたお陰。中村市内では、一般に「渡(わたり)川」いうて呼びよったと記憶しちょります。堤防に立っちゅう川の名称を書いた看板にも「渡川」と書かれちょったと思います。もちろん源流から河口までの総称は四万十川でしたが、中村のヒトは渡川と呼びよったですよね。
今日は右岸を遡上して来ましたが、途中、道路の真ん中に大きなカンタロウさんが寝転がっちょりました。高知では、梅雨時分になるとどこにでも見かけるカンタロウさん。大きなミミズ。今日のは普通サイズで、長さが約50cm。県外の方は、かなり大きいと思うみたいです。山の道路の側溝に大量発生して、溝がおびただしいカンタロウさんで埋まっちょったがを見たことがあります。見てみたいですか?
場所は春野と高知の間、神田から「はるのの湯」へ抜ける治国谷を通る道の、春野寄りの辺りでした。もう、何年か前になります。あれも高知らしい景色なんでしょうか。