文旦の花咲く工場〔1855〕2008/05/14
2008年5月14日(水)すごい青空!快晴!
いやいや、昨夜は結構降りましたですね。予想しちょらんかったですきに、びしょ濡れになった方も多かったがやないでしょうか。まあ、今朝見てみたら、鏡川が濁って増水しちゅう程やなかったので、いつものちょっと強い雨、てな感じでしょうかね。仙台からお客さんが来ちょりまして、この雨脚にたまげちょりましたが、高知のヒトが平然と「昨夜は結構降ったねえ」で済ませゆうがを見て、またビックリしちょりました。
さて、雨で洗い流されたかのような高知は、今朝は朝日に輝いてホントに美しゅうございました。キラキラと輝きまくりよりました。
そんな中、早朝から南国工場へ行っちょりましたが、工場の緑地に植えちゃある文旦の木に、白い花が咲き誇っちゅうがを見つけました。これがその文旦の花。
みかんの花に似いちょりますね、当たり前ですけんど。どう見ても花びらが4枚にしか見えんやつもありますが、文旦の花びらはみかんと一緒で5枚。どんな仕組みになっちゅうがか知らんですが、4枚にしか見えんやつもあります。
ひまわり乳業では、高知育ちシリーズの「土佐文旦ヨーグルト」というがをつくりよりますが、お召し上がり頂いたこと、ありますでしょうか。果肉の混ざったヨーグルトの上に、文旦果汁を柔らかいゼリー状にしたものが乗っかっちゅう、いわゆる2層タイプのヨーグルト。ホントのことを申しまして、おいしいです。
文旦とかボンタンとか、色々な名称で呼ばれる柑橘ですけんど、「土佐文旦」と言えば、1929年に高知県農事試験場園芸部が朝倉の山にできた際、その事務所前に植えられたがを原木とするものに限られちょります。土佐文旦ヨーグルトは、ですきに、昭和4年に朝倉の試験場前に植わっちょった文旦がルーツになるのであります。