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大丸、立志社、自由は土佐の山間より〔1819〕2008/04/08

大丸、立志社、自由は土佐の山間より

2008年4月8日(火)晴れたり曇ったり

今日は花祭り。お釈迦様の生まれた日です。

今朝は、新京橋の大丸さんの前から撮影してみました。左手が新京橋商店街の入り口。ほぼこのアングルの明治の始め頃の有名な写真があります。堀川の向こうに建つ立志社の写真。新京橋の商店街入り口の所には橋が架かっちょりまして(もちろん「新京橋」)、ここから北へもお堀が続いちょります。正面の大丸さんの場所に、立志社は建っちょりました。

明治7年、征韓論に破れた板垣退助さんは片岡健吉さんらと語らい、九反田の開成館に立志社を設立しました。

びっしりぎっちりご紹介しゆう、今の東九反田公園ですね。で、明治9年、ここに移転してきたのであります。

立志社は、ご承知の通り日本で初めての民主運動の政治結社。四民平等、天賦人権という思想のもと、明治の藩閥専制政府とこぢゃんとやりあいました。日本の自由民権運動は、ここから始まったと言うても過言ぢゃありません。立志社が始めた政談演説会は、当時の民衆からとてつもない支持を受け、各地で開催されました。数千人規模での観衆が集まって、とにかくものすごい熱気やったそうです。色んな政談演説会があったようですが、立志社の演説会はものすごい集客力やったみたいですね。

ところで、この写真のしゅっと西側の中央公園の植え込みに、「立志社跡」という記念碑に並んで「自由は土佐の山間より出づ」と豊かな文字が刻まれた碑が建っちょります。この言葉は、明治10年に立志社が発刊した雑誌「海南新誌」の創刊号に、自由民権運動きっての理論家で弁士の植木枝盛さんが書いた文章に出てきます。土佐人の好きな言葉ですね。

この中央公園の碑の文字を書いたのは、高知の書家、伊藤丘城先生。2004年1月6日のにっこりひまわりにご紹介しちょりますが、伊藤先生は、ひまわり太郎の高校の頃の書道の先生でした。今朝の新聞に、その伊藤先生の訃報が載っちょりました。残念ですが、この文字とともに、先生の熱い想いは受け継がれていきます。自由は土佐の山間より発するのであります。


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