神戸地方裁判所前の花〔1820〕2008/04/09
2008年4月9日(水)晴れたり曇ったり
今日は関西に来てまんがな。
朝方南国工場で用事を済ませた後、後免駅から汽車に乗って関西にやって来ちょります。まずは神戸。ここは神戸地方裁判所の前。この一等地に、我々乳業メーカー仲間がいらっしゃいます。すごい場所で乳業をやられよりますね。ビックリします、まこと。
この花はカラスノエンドウでしょうか。この豆科の植物、大きいががカラスノエンドウ、小さいががスズメノエンドウ、その間の大きさにががカスマ草、と聞いたことがあります。結構花も葉っぱも大きいので、カラスノエンドウか、と思いましたがいかがでしょうか。違うちょったらすびばせん。
背景に写っちゅう見事な建物は神戸地方裁判所。いかにも裁判所、てな感じの素敵な建物ですが、よく見ると、2回部分まではレンガ造りの由緒ありげな重厚な建物で、その上はガラス張りの現代建築になっちょります。元々、河合浩蔵さんという建築家の方の設計で1904年、明治37年にできた建物。日露戦争の年ですな。で、それを、1991年、元々の建築の美しさをできるだけ残すように新しく設計され、建てられたががこの裁判所。空に融け込むようなガラスの建物は、レンガの重厚な建物をより一層強調する役割を果たしちょりまして、こぢゃんと感心してしまいました。古い素敵なものを大切にしつつ、最新の技術でものを作るということ。昔、ドイツへ行った時に、300年前からの素晴らしい建物を利用した、しかしサニタリーとかの機能は最新鋭のホテルに泊まって感動したことがありますが、それを想い出しました。日本人も、やればできるぢゃあないですか。いやいや、まっこと。
さて、神戸から大阪界隈で仕事を済ませたひまわり太郎は、今、スーパーはくと11号という汽車に乗って山陰に向かいよります。そう。スーパーはくとは、ヂーゼル特急ですきに電車ぢゃ無うて汽車。けんど同じヂーゼル特急でも土讃線の南風とかに比べたらこぢゃんとオシャレですね。車両のデザインがりぐっちょりますし、車内のモニターには、先頭から撮影しゆう運転手目線の映像がリアルタイムで流されよります。りぐっちょります。