旧高知駅の線路の上〔1785〕2008/03/05
2008年3月5日(水)こぢゃんち快晴
今日はこれまた良いお天気。そろそろお花見の相談もせんといかん季節になって参りました。が、昨日、東京で全国の同業者さんとお話をしよってびっくりしたがは、オホーツクの同業者さんの話。まだ、海には流氷が接岸中で、東京に来たらあまりの暖かさに驚いたそうです。いやいや、ニッポン列島は長~いです。
ところで、昨日のにっこりを読み返しよって、間違いに気付きました。吉田東洋さんの講義を聴かれよった山内豊範さんは、16代藩主ですね。15代目は有名な鯨海酔候山内容堂さん。慌てて打ちよりますきに、時々間違いもあるにっこりひまわり。メッソ信用せられんですよ。
さて、昨日の最終便でモンて来ちょりますきに、今朝は高知市内。こないだうちからご紹介しゆう、新旧高知駅シリーズを、今朝もやってみましょう。
2月28日のにっこりで、旧駅舎から新駅舎1階部分を見通した光景をご紹介しました。今まで、ホームや線路があったところを突っ切って新駅舎に入っていくようになっちょります。で、ここが、その突っ切りゆう地点。東向きに撮影しちょります。右手が改札から入ってしゅっとの1番ホーム、左手が2番ホーム。その間のご覧のように土が盛られ、通路になっちゅうがです。ご覧の通り、線路はまだそのまんま。そのまんま東に延びていっちょります。
この、現在線路が走っちゅう細長い土地はどうなるがでしょうかね。今回完成した高架区間は、東は久万川の橋、西は山ノ端までということです。こないだ、取り外された踏切をご紹介しましたが、この区間に踏切は11カ所あったがやそうです。
さて、この工事完成で、南北の交通はスムーズになったでしょうか。ならんと困りますよね、せっかくの工事ですきに。工事前、地元の経済団体とかが、高架の下を土電の電車とか道路とか通して、はりまや橋からまっすぐ北に突き抜けれるようにしたらエイがやないろうか、という提言をしたですけんど採り上げられんかったですね。新駅舎が完成して、見てみると、国のお役人さんにはこの地方の高架駅のイメージが出来上がっちょって、この下を道路を通す、という想像力が働かんかったことがよく解ります。昔も今も、一旦決めた都市計画は、何十年経って状況が変わろうがどうしようが事業変更はしない、という役所の基本姿勢は変わらんがですな。新堀川埋め立て道路も、そんな道路にならんようにせんといかんですね。