冬来たりなば、春遠からじ〔1719〕2007/12/30
2007年12月30日(日)晴れたり曇ったり降ったり
いよいよ年の瀬。年の瀬の日曜日ですきに、早朝から、大橋通りではお餅屋さんや魚屋さんが店の前に商品をずらりと並べ、日曜市もなかなか賑やかでした。郊外型ショッピングセンターができて、そちらにお客さんを取られちゅうとはいえ、年末の日曜市や商店街はやっぱしエイもんです。こうやないとイカンですな。
さて、今朝も、いつもの潮江天満宮。こないだうちからご紹介しゆうように門松やら注連縄やらの準備は万端。お守りとかを販売するテントも準備万端整うちょりました。参道脇にずらりと並ぶ露店は、まだ全然でした。電源だけが参道脇に準備されちょります。
手水の横の参道には、はやくも「あけましてのめでとうございます」と書かれた横断幕が張られちゃあります。そこから立派な楼門を抜け、神池を左に見つつ右折し、石段を2段上った左右に、道真公ゆかりの牛の臥像があります。その、進行方向右手の牛さんを取り囲むように梅の古木が。何度もご紹介しちゅう「飛龍梅」です。
今朝、何の気なしにその前を通り過ぎよって、木全体が妙にピンク色しちゅうような気がして近寄って見てみました。するとご覧の通り。
もう、飛龍梅の木全体に、ピンク色した花の蕾が出てきゆうがです。この飛龍梅の開花については、毎年しつこいばあご紹介しよりますき、バックナンバーをご覧頂ければわかるがですけんど、この梅は、1月の下旬に咲き始めることが多いようです。と、言うことは、もう、蕾がピンクになり始めてもおかしゅうないがですな。蕾が膨らんで、もう、こぼれおちそうになってからやっと咲きます。結構時間がかかります。もう、今から樹の中では準備が始まっちゅうがですね。
しかし、まだ12月に梅の蕾を見つけたがが、ちょっと嬉しいぢゃあないですか。まだ、これからやっと冬に入っていこうとしゆうこの季節に、大自然の中では早くも春の準備が始まっちゅうということの素晴らしさ。本格的な冬に突入する前に、もう、春はそこに見えゆうという訳です。自然は素晴らしい!