潮江天満宮の門松〔1715〕2007/12/26
2007年12月26日(水)晴れたり曇ったり
3日連続の潮江天満宮拝殿です。一昨日のにっこりで、柱におんちゃん2人が門松飾りを取り付けゆう、と書きましたが、違うちょったみたいですね。昨日の正面からの写真では、両脇の柱にはそれぞれ1本の竹筒が縛り付けられちゅうだけでした。今朝、行ってみますと、ご覧のように、その柱の前に大きく立派な門松が据え付けられちょります。昨日、持ってきたがですな。
門松は、祖霊であり、新しい年の実りと幸福を与えてくれる「年神様」を迎え入れるための目印。
これを玄関口とかに飾って、年神様を迎え入れるのであります。年の瀬に立てる訳ですが、12月29日は「苦立て」というて、苦を呼ぶので立てたらいかんなっちょりますし、31日に立てるがも「一夜飾り」というて避けんといかんそうです。皆さん、ボチボチ立てんといかんですぞね。
で、1月の6日か7日には取り払うようになっちょりまして、それまでの期間、年神様が居ってくれる訳です。その期間が「松の内」。
高知市は、昔から紙に門松の絵を描いた紙門松を、市民に配布してくれよりました。いろんな場所に紙の門松を張りつけちゅうがを、よく見かけたもんです。が、しかし、高知市もご多分に漏れず財政難で、近年の全予算例外なし一律2割減、という政策の中で、紙門松配布は中止になってしもうちょります。なんぼ予算がかかるがか知らんですけんど、毎年楽しみにしちょった皆さんにはつらいことやったでしょう。これも時代の流れながでしょうか。ただ、町内会の皆さんの尽力で、印刷所と交渉して、配布されゆう地区もあります。与力町でも、まだ配布してくれよりますので、毎年事務所入り口の両脇には紙門松を張り付けちゃあります。これを書きもって考えてみたら、いかんですね、毎年31日に貼り付けよったような気がします。いかんいかん。一夜飾りはいけません。