新しい注連縄の天満宮〔1714〕2007/12/25
2007年12月25日(火)曇っちょります
今日はクリスマス。皆さんのところにサンタさんはやって来ましたでしょうか。昨夜のイブ、家で、親しい家族と一緒に楽しみましたが、こぢゃんと暖かいイブでしたね。結局のところ、部屋に暖房を入れんままでした。大山スキー場が積雪0cmでのスキー場開き、というニュースをやりよりましたが、地球はそっちの方向へ転がって行きゆうがでしょうか。
さて、昨日のにっこりで、潮江天満宮の、注連縄を取り外された拝殿の梁をご紹介しました。で、今朝お参りに行ってみましたら、ご覧の通り。きれいに注連縄も張られて、あとはお正月を待つばかり、という清潔で引き締まった風情でございました。
昨日、妙にすっきり寂しいと思うたら、注連縄だけぢゃのうて、この紫の幕も取り払われちょったがですな。いや、これがあると無いとでは、見た感じが全然違います。このようにしつらえられますと、厳かで華やかな雰囲気が醸し出される訳ですね。
「注連縄」の「注連」という文字は中国由来と、昨日書きました。どういうことかと申しますと、中国では、死霊が入り込まんように縄に水を注ぎ込み、それを連ねて張ったらしいがですね。で、注連縄。ほいたら、中国から伝わってきた風習みたいですけんど、天照大神が天岩戸から出てきた際に、また入ったらいかん、ということで縄を張ったがが起源、という説もあります。まあ、アジアでは結構稲藁を編んで張る、みたいな習俗があるみたいですきに、これも稲作文化の関連でしょう。
今年もあと残すところ1週間。せわしない年の瀬になって妙にバタバタしますが、これから、まだいくつか忘年会をかかえちゅうひまわり太郎としましては、まだお正月の準備とか年賀状とかには行き着かんです。まあ、毎年のことながですけんど。