赤坂見附、日枝神社〔1704〕2007/12/15
2007年12月15日(土)東京は晴れてあたたかいからさ
今朝は東京。昨日、福岡から飛行機でやって来ちょります。昨夜は12月14日の夜、という訳で12月14日と言えば赤穂浪士の討ち入りの日な訳で、イメージとしては大雪の降るこぢゃんと冷やい日、という感じですが、東京はぬくいです。もっとも、旧暦の12月14日ですきに、本当はもっと真冬やったがですな。毎年この時期になると三波春夫先生の「元禄名槍譜 俵星玄蕃」の台詞が頭の中でリフレイン。ソラで覚えちょりますきに、困ったもんです。
さて、昨夜泊まっちょったのは赤坂見附。
今朝はその界隈をたつくって来ました。ここは日枝神社。山王さんですね。江戸の三大祭り、山王祭りがおこなわれるだけのことはあって、なかなか由緒ありげで立派です。
由緒書きによれば、江戸山王の始源は、鎌倉初期に遡るそうですね。江戸氏が、その館に山王社を勧請したがに始まるとか。日枝、日吉、山王は同じ系統の山水の神様を祀っちょりまして、全国に三千数百社あるそうです。高知でも、国分の近くの比江は、日吉の系統の神様がいらっしゃったことに始まるがですよね、確か。
この山王さん、江戸氏の後、江戸城のもとをつくった太田道灌さんが城内に遷座、天正年間の徳川家康さん入府に際し、城内の鎮めの神様として崇められたそうです。徳川幕府の世になり、1659年、この現在の場所に遷座されて、大都市江戸の鎮護の神様として、庶民もお参りできるようになりました。良かったですね。
早朝の山王さん。厳かにも美しゅうございました。