筆山、山道のデザイン〔1698〕2007/12/09
2007年12月9日(日)良いお天気の日曜日
昨日、春野をたつくりまわって、野中兼山さんのつくった水路等々を体感してきました。素晴らしいですね。今でも高知県人は野中兼山さんの恩恵をこうむりまくっちゅうことが良くう解ります。で、今朝h、宇津野越から宇津野山、鷲尾山とたつくって、山の上から昨日走ったコースを鳥瞰してみたのであります。鷲尾山の上から、長浜、春野、仁淀川を眺めると、野中兼山さんの意図、考え方がこぢゃんと理解できます。すごい発想力、企画力ですね。そして実行力も。たいしたもんでございます。
今日は鷲尾山から北中山、高見山を通って、筆山へと帰ってきました。お天気の良い日曜日の朝で、ハイキング客の方も結構いらっしゃいましたです。空き缶やペットボトルを大量に入れたゴミ袋をぶら下げ、清掃ハイキングに来られちゅう一団もいらっしゃいまして、頭が下がりまくりました。今度からは清掃登山を心がけたいと思いよります。
さて、ここは筆山。車で登る道路の、一番上の駐車場からちくと下に降りた所、ヘアピンカーブになったところから、南嶺ハイキングコースがスタートしちょります。
筆山、高見山にはお墓がどっしこで、このハイキングコースも、最初はお墓の間をずうっと通り抜けていきます。その為、最初の部分はセメントで舗装されたりして整備されちゅうがです。
でですね、その最初の40m~50mの区間、舗装されたセメントにはこぢゃんと可愛らしいデザインが施されちゅうがをご存じでしょうか。愛媛の砥部動物園には、駐車場から入場口までの通路に、様々な動物の足跡をデザインしちょりますけんど、この道にも犬の足跡が。大小2匹分の足跡で、中間点で左右が入れ替わっちゅうという凝りようです。
この舗装工事をやった方はショックやったでしょうけんど、結果的に、素敵なハイキングコースエントランスができあがりました。心和ませてくれるデザインですな。