雨の神池〔1692〕2007/12/03
2007年12月3日(月)雨もよう
今朝は雨。久々にしっかりした勢いで雨が降りゆう高知市内です。で、夜が明けるがも遅かったですね。6時半くらいには、まだ真っ暗。雨のせいもありますね。寝坊した方もいらっしゃるんぢゃあないでしょうか。
ここは早朝の潮江天満宮。参道途中にある「神池」。幡竜宮の祠が、雨に打たれて清々しゅうございます。フラッシュ撮影で、天から落ちてくる雨粒が白く大きく光りよります。
潮江天満宮の本殿、拝殿は、ここから西へ数十メートル参道を進んだ所にあります。山内家菩提寺の真如寺は、ここから東の方向にあります。その中間に位置するががこの神池。
潮江天満宮は、かの菅原道真公の嫡男菅原高視さんが、道真公の遺品を祀ったのを由来とします。その際、龍神様を祀っちょった場所に造営した、てな話をどっかで読んだ記憶があります。で、関ヶ原の後、山内一豊さんが土佐へやって来た際に、遠州掛川から菩提のお寺さんも引き連れて来ました。真如寺です。その真如寺を、潮江天満宮のある場所に造ることとし、天満宮は、その西へ移設されたという話があります。なかなかガイなことしますな。
さて、この神池、現在の潮江天満宮と真如寺の間にあります。と、言うことはですね、妄想を暴走させてみるに、この池の神様を元々地元の皆さんが祀りよって、そこが天満宮となったがかも知れません。と、言うことは、本殿はこの界隈。真如寺の本堂からは少し西になります。そこの本殿があり、参道が東へ延びちょったとしたら、真如寺は、その参道の所にどかんと造営されたがかも知れません。で、天満宮は、ちくとせぼうてノウが悪うなったので、西の広い所へ移ったがかも知れません。いや、妄想です。
今日の雨で、黄色に色付いたイチョウがどんどんと散りよります。紅葉真っ盛りになったばっかしですけんど、ここから季節は一気に冬へ。池を埋め尽くすイチョウの葉っぱが季節を表現しちょりますな。